わが家の最終的解決

傑作にして問題作。ブラックで温かく、残酷で笑えるホームコメディが再び!
アガリスクエンターテイメント次回公演は、ゲシュタポ(ナチス秘密警察)の青年がユダヤ人の恋人家族を匿う異色のシチュエーションコメディ『わが家の最終的解決』の再演!
2016年に制作ユニットしむじゃっくのバックアップを受けて上演し、連日満席のスマッシュヒット、その後に舞台製作会社SOLIDSTARのプロデュース公演としても上演された本作を、本家アガリスクが満を持して再び上演します。
「ホロコーストを扱ってるのに笑って泣ける」という大枠はそのままに、登場人物やストーリーのレベルからブラッシュアップ、完全版の創作に挑みます。

フライヤー画像

ご挨拶
皆さんは「シチュエーションコメディ」という演劇を知っていますか?
登場人物の自然な感情や真剣な言動が、その状況によって可笑しく映る、そういったコメディです。

『わが家の最終的解決』は、2年半前に、シチュエーションコメディの耐久実験のつもりで取り組んだ作品でした。
シチュエーションコメディという表現を、どれだけの悲劇と同居させられるか。どこまでがコメディでいられるか。
もちろん史実を扱う上での取材も勉強もしたつもりだけど、今から思うと、どうしたって「コメディ研究」の側からこの題材に挑んでいた印象でした。
そしてそれは概ね成功したと思います。その評価があったから再演する気にもなったと思うし。

その上で。
今回はこの作品で、もっと大きな感情・大きな意思・大きな概念を描こうと思っています。
なんつうか、まぁ、あれです、いわゆる「愛」ってやつなんですけど。
照れず、恐れず、コメディの「よくある展開」に逃げずに描きたい。
誰かを愛するがゆえに嘘をつく。愛するがゆえに信じる。愛するがゆえに見逃す。愛するがゆえに右往左往する。そんな人々を描きたい。

愛を原動力にした人々が、必死こいて、真剣にもがいて、その結果「どうしてこうなった」な状況に陥る。そんな物語です。

ってあれ、まさにシチュエーションコメディそのものじゃないか。
ついでに、人間の世界そのものじゃないか。

どうあってもシチュエーションコメディから逃れられない我々が、愛を考えて、世界を描いた、ラブコメディです。ご期待ください。

脚本・演出 冨坂友


推薦コメント

相島一之(俳優)
初めてアガリスクエンターテイメントを観たのは2015年の『ナイゲン』です。
高校の文化祭の出場枠をめぐりナイゲンと呼ばれる会議でクラスの代表達が死闘をくりひろげるというコメディでした。それは抜群に面白かった!
あいじまが所属していた劇団東京サンシャインボーイズの『12人の優しい日本人』のエッセンスを丸ごと詰め込み登場人物を高校生にした、まさしく「会議を舞台にしたシチュエーションコメディ」でした。
そして若い俳優達の芝居がこれまた抜群に上手かった!活き活きとして真面目に必死に芝居をしていた。それこそはコメディの基本だ!

その時以来あいじまはアガリスクのファンです。アガリスク 、応援してるぜ!

ヨーロッパ企画 上田誠(劇作家・演出家)
タイムスリップものをやるコメディ劇団がある、と聞いて、むっと思い観にいったらソウルメイトだった、というのがアガリスクエンターテイメントとの出会いです。
「時をかける稽古場」という舞台を観たのだけど、「屁理屈シチュエーションコメディ劇団」を標榜している通り、舞台上で放たれる台詞のけっこうな割合が屁理屈で、それを役者たちが口角泡を飛ばしながら喋っていて。役者ならもっと別のことが言いたいだろうにな。機微に満ちた台詞とか、心のひだを抉るような台詞とか。なんて思いながら終演後に役者さんと話したら、どうもそうではなく、そういう屁理屈を嬉々として喋っているのだということが分かった。あんなに時間用語が飛び交う飲み会ははじめてだ。
めちゃくちゃ羨ましかったし、そしてさらに羨ましいことには、そこに機微もあれば心のひだを抉る言葉もあって、なにより爽やかな青春の風が吹いているのだった。夏への扉をいつでも探していようぜ。
テレビ東京プロデューサー 佐久間宣行
アガリスクエンターテイメント「わが家の最終的解決」初演も素晴らしかった。
ゲシュタポとユダヤ人を題材にしたシチュエーションコメディという冒険作なのだけど、終始笑えて最後はグッときた。出演者の皆さんも乗っていて、会場の熱気も凄かった。
アガリスクエンターテイメントは、いつもただのコメディに「余計ななにか」を絶対に足す。そしてそれは笑いを何倍も生むときもあるし、枷になるときもある。
でもだからこそ信頼できる。見たことのないコメディを作るために格闘してるからだ。きっと、今回もそうだろう。
Nichecraft/関係舎 辻本直樹(小道具作家)
絶体絶命のピンチに陥ると、人は笑っていられない。
絶体絶命のピンチの時こそ、人は笑っていたいと願う。
この相反する二つの命題を、アガリスクエンターテイメントは易々とクリアしてみせる。公演を重ねるたび、その「絶体絶命度」と「笑える度」は格段に上がっているけれど、そのテーマ選びが単なる面白半分によるものじゃないってことは、もっと広く知られていいと思う。
こんなことを二度と繰り返さないように(再演だけどね!)、笑ってる場合じゃない時代を終わらせるためのコメディです。

(敬称略、50音順)


公演情報

日程

2019年1月25日(金)〜1月29日(火)

1月25日(金) 1月26日(土) 1月27日(日) 1月28日(月) 1月29日(火)
13:00 13:00 14:00 12:00
19:00 18:00 18:00 19:00 17:00

※開場は開演の30分前、受付開始は45分前です。

会場

恵比寿・エコー劇場
(〒150-0011 東京都渋谷区東3-18-3)
JR・地下鉄「恵比寿」駅徒歩5分

MAP

料金

初日料金
3,500円
1月25日(金)のステージが対象
指定席
前売券・当日券同一料金
一般料金
4,000円
指定席
前売券・当日券同一料金
富豪席
7,000円
前方中央ブロック良席指定
上演台本+写真(集合写真+希望キャストのサイン入り舞台写真)つき
前売券(事前精算)限定
割引適応不可
 高校生料金
1,000円
高校生以下のお客様が対象
要生徒手帳提示
指定席
予約券・当日券同一料金
割引適応不可

※前売券(事前精算)、予約券(当日精算)、当日券ともに同一の料金です。購入方法によって割引の可否や座席選択の可否が異なります。
※事前精算でご購入された場合でも、ご希望の方はコンビニ発券のチケットをデザインチケットにお引き換えいたします。

 

割引

リピーター割引
1,000円引き
本公演のチケットの半券をお持ち頂くと1,000円引き(またはキャッシュバック)
一枚につきお一人様有効
大貧民割引
1,000円引き
当日の受付で「大貧民です」と自己申告した方は1,000円キャッシュバック
12/31(月)までに事前精算でご購入のお客様が対象です
貧民割引
500円引き
当日の受付で「貧民です」と自己申告した方は500円引き(またはキャッシュバック)
要事前予約
 旅割引
1,000円引き
最近なかなかツアーできないので、せめてもの気持ちで割り引きします!他地域の皆さん、忘れないで!
東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城以外の地域からお越しのお客様は
1,000円引き(またはキャッシュバック)
現住所を確認できるものをご提示ください。

※各割引の併用はできません。ご了承ください。

 

チケット取り扱い

先行発売:2018年11月26日(月)〜27日(火)の『新宿コントレックスVol.21』公演会場
一般発売:2018年12月1日(土)10:00a.m.〜

カンフェティ
(事前精算)

12/31(月)までのご購入で大貧民割引適用可能です。
お電話0120-240-540(平日10:00~18:00)でもご予約頂けます。
別途、発券手数料(216円)がかかります。
お支払方法はクレジットカード、セブンイレブン店頭払いがご利用頂けます。
ご予約の際にお席をお選び頂けます。
CoRichチケット!
(当日精算)
 
当日受付にてお名前を仰って頂き、精算・発券を行います。
お支払いは当日受付にて現金で承ります。
お席はお選び頂けません。こちらで指定させて頂きます。

手売り
(事前精算
)

12/31(月)までのご購入で大貧民割引適用可能です。
出演者が各自で販売を行っております。
各出演者が持っているお席のみの販売可能です。
販売情報は各出演者のTwitterなどのSNSをご確認くださいませ。

※本公演は全席指定です。ご希望のお席を選びたいお客様方はカンフェティ(事前精算)でご購入くださいませ。

 

キャスト

淺越岳人
氏名:淺越 岳人(アサコシ タケト)
所属:アガリスクエンターテイメント
生年月日:1987年2月25日

身長:167cm
出演作:
・アガリスクエンターテイメント全作品
・テレビ東京『ゴッドタン』(ストイック暗記王#17)
・INDEPENDENT:17 trial『ゾンビの伝来と戦国時代』
個人ブログ:A.S.A.P.通信
Twitter:@asataketo

 

榎並夕起
氏名:榎並 夕起(エナミ ユキ)
所属:アガリスクエンターテイメント
生年月日:1994年12月16日
身長:160cm
出演作:
・アガリスクエンターテイメント作品多数
・谷野淳監督『ストロベリーばななシェイク’s』(映画)
・ill his clover『SOS』(MV)
個人ブログ:榎並夕起のブログ
Twitter:@yuki_enami1216

 

鹿島ゆきこ
氏名:鹿島 ゆきこ(カシマ ユキコ)
所属:アガリスクエンターテイメント
生年月日:1985年12月17日
身長:155cm
出演作:
・『ファミリーコンフューザー/無縁バター』以降のアガリスクエンターテイメント作品
・Torico Roll Cakeアニマル『アイアイアイ』
・Ammo vol.1『Lucifer』
個人ブログ:鹿島ゆきこのかしましぶろぐ
Twitter:@Yukiko__K

 

熊谷有芳
氏名:熊谷 有芳(クマガイ ユカ)
所属:アガリスクエンターテイメント
生年月日:3月30日
身長:166cm
出演作:
・テレビ東京『ゴッドタン』(ストイック暗記王#17)
・ILLUMINUS『ナイゲン』
・たすいち『モンストロ・メモリ』
個人ブログ:YUK@BLOG
Twitter:@kumayuka30

 

津和野諒
氏名:津和野 諒(ツワノ リョウ)
所属:アガリスクエンターテイメント
生年月日:1988年5月13日
身長:177cm
出演作:
・『時をかける稽古場』以降のアガリスクエンターテイメント作品
・Am-bitioN『トランジット・コメディアンズのコント集~2018・夏~』
・web CM 日清食品 湯切りなしU.F.O.「ゆぎりなっしーオフィス篇」
個人ブログ:ツワノート
Twitter:@tuwawawawa

 

前田友里子
氏名:前田 友里子(マエダ ユリコ)
所属:アガリスクエンターテイメント
生年月日:1987年5月4日
身長:159cm
出演作:
・ピーチ『Peach Fizz』
・演劇組織KIMYO『ハンザキ』
・NHKワールドJAPAN『Home Sweet Tokyo-season2-』
個人ブログ:前田友里子のわーわー言うとります。
Twitter:@s06089yuriyuri

 

矢吹ジャンプ(ファルスシアター)
氏名:矢吹 ジャンプ(ヤブキ ジャンプ)
所属:アガリスクエンターテイメントファルスシアター
生年月日:1976年12月16日
身長:160cm
出演作:
・アガリスクエンターテイメント作品多数
・ZIPANGU Stage『BARに灯ともるころ』
・ファルスシアター『スターティング・オーバー』
個人ブログ:ほぼ日刊矢吹ジャンプ
Twitter:@jhonyabu

 

(以上アガリスクエンターテイメント)

伊藤圭太
伊藤 圭太(イトウ ケイタ)
所属:俳協

生年月日:1983年4月4日
身長:160cm
出演作:
・アガリスクエンターテイメント『わが家の最終的解決』
・アガリスクエンターテイメント『そして怒濤の伏線回収』
・feblabo×新宿シアター・ミラクル『ナイゲン(2016年版)』
Twitter:@keitaitoh1983

 

高木健(エンニュイ)
氏名:高木 健(タカギ ケン)
所属:エンニュイ

生年月日:1987年11月17日
身長:171cm
出演作:
・KAAT 『ペール・ギュント』
・Zu々『Yè-夜-』
・風琴工房『Penalty killing-remix ver-』
個人WEB:高木健 Official Website

Twitter:@takagikendesu

 

前田綾香(トツゲキ倶楽部)
氏名:前田 綾香 (マエダ アヤカ)
所属:トツゲキ倶楽部
生年月日:11月19日
身長:155cm
出演作:
・トツゲキ倶楽部作品『ノー・サイド』
・スイッチ総研『下北沢演劇祭スイッチ』
・アガリスクエンターテイメント『わが家の最終的解決』
個人ブログ:前田綾香と空と笑う日々のこと。
Twitter:@ayaka_sora

 

山岡三四郎(ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン)
氏名:山岡 三四郎(ヤマオカ サンシロウ)
所属:ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン
生年月日:1966年12月31日
身長:180cm
出演作:
・ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン 『デイドリーム・ビリーバー』『幕張の女」』『ナホトカ』『特別機動戦隊Jレンジャー』ほか
・ラビット番長 『成り果て』『ギンノベースボール』
・アガリスクエンターテイメント『わが家の最終的解決』『卒業式、実行』
Twitter:@yamaokasanshi

 

山田健太郎(やまだのむら)
氏名:山田 健太郎(ヤマダ ケンタロウ)
所属:やまだのむら

生年月日:1988年10月22日
身長:171cm
出演作:
・Peachboys第7回公演童貞銀河系ラブサスペンス『君のナニは。~宇宙穴兄弟~』
・ラズカルズ再出発公演『ギャングスタ―と巨大毒なしサソリ』
・舞台『わたしの、領分』
Twitter:@kentaroyamada36

 

斉藤コータ(コメディユニット磯川家)
氏名:斉藤 コータ(サイトウ コータ)
所属:コメディユニット磯川家
生年月日:1984年12月12日
身長:171cm
出演作:
・VACAR ENTERTAINMENT『野畑の飼ってた宇宙人』
・テレビ朝日系『就活家族』
・根本和政監督『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』(映画)
個人ブログ:斉藤コータのこうたもん勝ち
Twitter:@s03123kouta

 

藤田慶輔
氏名:藤田 慶輔(フジタ ケイスケ)
所属:EFFECT
生年月日:1975年10月1日
身長:169cm
出演作:
・『ダイヤのA The Live』
・SOLID STARプロデュース『仁義ある宴会』
・アガリスクエンターテイメント『わが家の最終的解決』
Twitter:@momy_again

 

中田顕史郎
氏名:中田 顕史郎(ナカタ ケンシロウ)
生年月日:1966年7月24日
身長:181cm
出演作:
・劇団チョコレートケーキ『熱狂』(出演)
・ミナモザ『彼らの敵』(出演・ドラマターグ)
・オフィスコットーネ『埒もなく汚れなく』(ドラマターグ)
・Dull-colored pop『演劇』(出演)
・空想組曲『組曲「遭遇」』(出演・ドラマターグ)
・劇団鵺的各作品(ドラマターグ)
個人サイト:中田顕史郎

 

※出演を予定していた甲田守は降板する運びとなりました。楽しみにしていたお客様には大変申し訳ありません。
詳細は こちら をご覧ください。

 

スタッフ

脚本・演出:冨坂友
氏名:冨坂 友(トミサカ ユウ)
所属:アガリスクエンターテイメント
生年月日:1985年5月13日
受賞歴:
・2014年度サンモールスタジオ最優秀演出賞
・黄金のコメディフェスティバル2014最優秀脚本賞
・黄金のコメディフェスティバル2015最優秀脚本賞
代表作:
・『ナイゲン』
・『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』
・『エクストリーム・シチュエーションコメディ(ペア)』
Twitter:@yu_tomisaka
個人ブログ:冨坂が言う

文芸助手:淺越岳人
演出助手:井上良/黒龍真優/中村英幸
舞台監督:大地洋一
舞台美術:袴田長武
音楽:三濱徹也
音響:久郷清
照明:山内祐太
衣装:熊谷有芳

宣伝美術:津和野諒
宣伝・舞台写真:石澤知絵子
制作:佐伯凛果
制作助手:樫村健人
制作協力:しむじゃっく

企画・製作:アガリスクエンターテイメント
協力:EFFECT/NPO法人S.A.I/エンニュイ/officeKEEL/コメディユニット磯川家/ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン/トツゲキ倶楽部/俳協/ファルスシアター/フォセット・コンシェルジュ/やまだのむら