創作日誌

【稽古場日誌】12/14 稽古

こんばんは、演出助手の黒龍です!

昨日は第1話の変更部分を何度か試したり、それについてみんなで議論をして、また変更しての実験的な稽古でした。

そして今日は名古屋からの合流!

 前田が帰ってきました~

↑貫禄ある前田、あとでみんなにえび味のパイを配ってくれました♪

第1話で重要な家族にエヴァとハンス2人の仲を認めてもらうというのは

大きなコメディ要素でありますが、設定の「ユダヤ人」と「そうではない者」というこの時代のとてもシリアスな問題でもあります。

どれくらいコメディに寄せるか、2人の関係がどう映るか、真剣な空気が続きました。

そんな空気でも主演の斎藤は

みんなが驚き思わず笑ってしまう芝居とちょっとしたギャグを放ってくれるので、稽古場がすごく和みます?

和むといえば、フリッツは見ていていつも和みます☺️

緊迫感とリラックスの急変を見せなければいけないキャラクターですが

伊藤のフリッツはそこが見ていて気持ちいいほど和んだり、うわわわ?ってなります笑

19日の第1話通しに向けてより細かく稽古しました!

今日は和ませキャラ(私的に?)

フリッツ役の伊藤圭太に稽古場コメントをもらいます!

☆稽古場の出演者コメント☆

フリッツ役 伊藤圭太

「初演に引き続きフリッツを演じる伊藤圭太です。

アガリスクの稽古は、稽古5:ディスカッション5ってくらいディスカッションしてる感じなんですが、すごいと思うのは誰かが必ずベストな解答を導き出すところなんですね。昨日も、とある場面のとあるセリフをみんなで考えたんですけど津和野くんが「それや!」って答えを出してて彼のセンスに感銘を受けました(これだと、どう津和野くんがすごいのかよくわからないですが。とりあえず彼のまいにち短歌見てください(http://r-tsuwano.blog.agarisk.com)。

フリッツは初演と変わってないようでいて、でも同じやり方では成立しなさそう。何度かこれかな?っていう感じもあったので、今までとちょっと違うフリッツをものにしたいなぁ。

前作との変化がちょっとに見える一幕でも、冨坂さんの脚本と演出がコメディとしてもドラマとしてもぐっと深化しているので、二幕三幕はどうなってしまうのか楽しみでなりませんね。」